悪口コミ投稿者は、労を惜しまない
ネットで集患ができる便利さは、歯科医院経営にはもう不可欠です。
よりユーザー本位に医院選びができるよう、誰でも簡単に匿名口コミ投稿ができます。
消費者は、「良くなって当たり前」「良くならないとヤブ医者」といった感想を持つものです。
当たり前の事は口コミをしません。腹が立つことの口コミ投稿には、労を惜しまないようです。
平凡院長も、グーグルのレビューで悪い口コミをもらった経験があります。
初口コミが、悪い口コミでした。匿名でした。内容から当院の利用者かどうかは、わからない内容でした。
初口コミが、悪い口コミだとその口コミだけが「星1」掲載されます。正直、かなり困惑しました。
まず、弁護士に相談をしました。
内容が、法的に誹謗中傷に当たらない。削除依頼は通らない。国内のレビューサイトなら、日本の法で争うこともできるが、グーグルはアメリカの会社なので困難を極めるとのこと。自院の口コミ投稿のみを非掲載にする事も、同様に難しい。ツイッターの同様の事例で、数年で数百万かけて争った医院は、結果削除はできなかったそうです。
ただ、最近では、悪口コミの多い医院の口コミが全て削除される例が見られます。ただ、これは日に油。悪い口コミが削除されたユーザーが、「消された」という事も含めて、9割方ご丁寧に再書き込みをされます。
悪い口コミを消そうと考えるのは、ナンセンス。
投稿者だけでなく、「未来の患者」も「既存の患者」も、「院長の友人や家族」も医院の対応を見ています。
匿名投稿である以上、文面に対する充分な謝罪を返信しよう。投稿者がマッチポンプと呼ばれるような悪徳業者であっても対応は同じで良いです。
(実名投稿は、文面以外の事実が明らかな分、医院の言い分があります。謝罪は慎重さが必要かと)
充分な謝罪をふまえた上で、医療人として助言を添えるのは、問題ないでしょう。
「なお不具合がございましたら、医院までご相談ください」ってな感じで締めくくりました。
TOPの本気謝罪は、一番カッコよくて、TOPらしい姿!のはずです笑。